岐阜県土岐市で採集したウラン鉱石です。土岐市を含む東濃地方は国内ウラン埋蔵量の半分以上を有するウラン鉱床を胚胎しており、盛んに戦後探鉱が行われ、賤洞地域での東濃鉱山の採掘が行われました。本標本採取地におけるウラン鉱床は花崗岩基底部に生じたコフィン石に閃ウラン鉱を伴って生ずる小規模なものではありましたが国内では貴重な一次の鉱床です。従って肉眼では鉱物種の詳細な鑑定はできませんが文献より鉱染に生じたコフィン石に伴う閃ウラン鉱であると推察しております。線量は8μSV程度を示しております。
また、基底境界部の堆積岩で貝化石が確認でき、燐灰ウラン鉱または、チッペ石を伴っています。黒っぽい部分が最も線量が高いです。産地詳細はご落札頂いた方のみにラベルにてお知らせします。
発送は放射線遮蔽のため鉛で覆って行います。
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