◆ シュンガイトとは何か♪現在ロシアでしか産出されていない炭素系の鉱石で、ダイヤモンドやグラファイトとも異なる特性を持つことで、第3の炭素鉱石と呼ばれている炭素系の鉱石となっています♪異なる特徴として分かりやすいのが硬度で、分子状態が異なると硬度も大きく異なることがあり、ダイヤモンドは旧モース硬度が10に対してグラファイトは0.5～1.5ほど、シュンガイトは3.5～4ほどと同じ炭素にもかかわらず異なる性質を持っているのが特徴です♪◆ シュンガイトの識別と種類♪シュンガイトは純度により見た目や名称・呼称が異なる呼ばれ方をされる場合があり、性質や参考情報は公開写真にまとめました♪レギュラーシュンガイトやペトロブスキーシュンガイトやエリートシュンガイトやノーブルシュンガイトなどと呼ばれ、2007年からは高純度化の方法が発見され、より高品質なエレクトロシュンガイトも登場しました♪◆ シュンガイトの重さ♪水晶と比較しても計量で、おおむね1立方センチメートルあたり2ｇほどとなります♪水晶は2.7ｇほどとなりフローライトは3.2ｇほどテラヘルツは2.3ｇほどヘマタイトは5.2ｇほどとなり、軽金属のアルミニウムの2.7ｇと比較しても、アルミはシュンガイトの35％ほど重く、驚くほど軽量なのが特徴です♪不純物が多いほど他の重い物質による比重が重くなり高純度であるほどかなり軽くなります♪◆ シュンガイトの類似鉱石同士の判別方法♪・ヘマタイト：密度が2.5倍ほど違うので、振り回すと大きな遠心力の発生で判別♪・テラヘルツ：テラヘルツは硬度が7と高いので、シュンガイトの3.5～4と差がありラブラドライトをこすることで識別可能♪・アルミニウム：アルミは傷つきやすいが粘りがあるため割ろうとした時にアルミである場合は簡単に割れない♪・オブシディアン：密度や断面がやや似たりするが、割った断面がオブシディアンは鋭利過ぎて、強い光で中が見える♪・メテオライト：比重が2倍ほど違うため、重さで確認することで判別可能です♪・グラファイト（黒鉛）：硬度がグラファイトや黒鉛は0.5～1.5のため、爪でこすって判別が可能です♪・中国製偽シュンガイト：墨を塊にして表面に塗料を塗っているため、表面を削って内部をこすると判別が可能です♪表面はコーティングで削って磨いても黒い特徴があります♪※特にシュンガイトの偽物ではヘマタイトや中国製造の圧縮した炭のコーティング品が多く流通しているため、大きさに対して重すぎる場合やこすってすぐ削れる黒い物は要注意です♪シュンガイトはフローライト程度には硬度がありすぐに削れません♪◆ シュンガイトの産地♪ロシアのカレリア共和国のシュンガと言われる地域で産出し、なぜ他の所から産出されないかも解明はされていないため、今後見つかる可能性はあるかもしれません♪新しい鉱山がでた場合は市場売価はもっとお手ごろになると思われます♪◆ シュンガイトの入手♪シュンガイトの高品質なものは、ロシア地域の現地住人との間に親密な関係がない場合は、比重の高い似たような偽物でテラヘルツや類似鉱石に注意が必要です♪硬度と密度のチェックで、おおむね判別が可能となります♪厄介なことにロシアの所有者の方の言い値でしか流通していないため、仲が良くないと非常に高額な値段を提示されるのが厄介なポイントです♪◆ シュンガイトの色合い♪純度が低いほど黒くつやがなくなりますが、高純度のエリートシュンガイトはノーブルシュンガイトとも言われることもあり、金属光沢を持ち磨いた場合には鏡のように鋭い反射します♪エリートシュンガイトはグレーシルバーの金属的な本体に、磨きの品質に応じて光沢は変わり加工をする人が少ないため鏡の光沢を持つシュンガイトは市場では見る機会は少ないかもしれません♪・写真の現品販売となりサイズは背景の5ｍｍグリッド線をご参考ください。・純度を高めるために高純度化処理された原石となっております。・鉱石のインクルージョンや切り出した際のカットしたあとなどがあります。・近年はお守り石として市場では流通もしているようです。・研磨剤を使用した場合はこちらを使用して制作しております。動画での シュンガイト / shungite と ラブラドライト / Labradorite との硬度チェックの一部の様子を公開♪ (*´꒳`*人)